(PHP 8 >= 8.2.0)
curl_upkeep — 接続を維持するためのチェックを行う
この関数は、libcurl >= 7.62.0 でビルドした場合に利用可能です。
プロトコルによっては、"接続を維持する" 仕組みを備えているものがあります。 通常、この仕組みは接続を維持するため、既存の接続に対して少量のトラフィックを送信します。 たとえばこうすることで、熱心なファイアウォールが接続を閉じることを防ぐことができます。
こうした接続を維持する仕組みは、現状 HTTP/2 の接続でのみ利用できます。 通常、少量のトラフィックが接続を維持するために送信されます。 HTTP/2 プロトコルは、HTTP/2 PING フレームを送信することで、接続を維持します。
成功した場合に true
を、失敗した場合に false
を返します。
例1 curl_upkeep() の例
<?php
$url = "https://example.com";
$ch = curl_init();
curl_setopt($ch, CURLOPT_URL, $url);
curl_setopt($ch, CURLOPT_RETURNTRANSFER, true);
curl_setopt($ch, CURLOPT_HTTP_VERSION,CURL_HTTP_VERSION_2_0);
curl_setopt($ch, CURLOPT_SSL_VERIFYPEER, false);
curl_setopt($ch, CURLOPT_UPKEEP_INTERVAL_MS, 200);
if (curl_exec($ch)) {
usleep(300);
var_dump(curl_upkeep($ch));
}
curl_close($ch);
?>