データベースのデザイン

他人が用意した既存のものを使用するのでない限り、最初に行うのはデータベースの作成です。 データベースが作成されると、そのデータベースのオーナーは作成コマンドを 実行したユーザーになります。通常、オーナー(とスーパーユーザー)のみが そのデータベースに対して操作を行うことが出来ます。他のユーザーがデータベースを 使用するには適切な権利が与えられている必要があります。

アプリケーションはデータベースにオーナー、もしくはスーパーユーザーとして接続することは絶対にしてはなりません。 なぜならこれらのユーザーは 例えばスキーマの変更(テーブルの削除等)や全コンテンツの削除、といったあらゆるクエリーを実行することが出来るからです。

貴方が作成するアプリケーションがデータベースに対して行う操作の各方面ごとに、 操作対象となるオブジェクトに対して、出来る限り少ない権限を持った複数の ユーザーを作成した方が良いでしょう。ユーザーに対しては、最低限必要な権限のみを 与え、関係の無いデータへのアクセスを許可しないようにします。これは、 万が一侵入者がそのユーザーの権限を以ってデータベースにアクセスした際に、 アプリケーションと関係の無いデータにまでアクセスされることを防ぐためです。

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User Contributed Notes 1 note

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krystian at jablonowski dot eu
3 years ago
It's a good practice to create a user account with absolutely minimal permissions. Whenever You need to select those permissions by columns or tables remember that some rules don't apply to security measures on Your server, like "We are all adults here" or "KISS - Keep It Simple Stupid". Personally, I prefer to create a minimal amount of users with only the necessary authorization to manipulate or collect data from DB.
Remember, that leak of data can have tremendous consequences, and rebuilding the trust of Your users is extremely hard to accomplish.
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